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zoom RSS (受けのポイント等) 下村元肥後名人との一戦

<<   作成日時 : 2011/01/29 13:08   >>

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この一戦は、下村氏との一戦です。

最近は、結果は出ないが、前述の死のリーグを私と反対の当たりで津留崎、沖崎を破り、

抜けたのは流石で力は健在と思う。

この方の攻めを振りほどくのは、時間のない戦いでは大変である。

では、どう振りほどくのか・・・・・・、この棋譜を題材に語りたい。


(棋譜を見やすい将棋盤で表示するために,Fireworks さんが作成されたアニメーション付棋譜再現プレーヤー 「フラ盤」を使用させていただいています.)

序盤は飛ばします。

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△35歩が私の工夫、これをしなくても2の矢があるがあえてこれをつく、狙いは飛車交換の後の△36歩〜△55角

飛車交換のため銀が86に外れるのでこの手が成立する。

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最も効果的な形で、69角が決まる。

これは、佐藤の本とほぼ同じ変化になり、馬ができることがほぼ確実で後手有利、この筋は、記憶しておくと

いいでしょう。

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数手進み、お互い有効な飛車うちがありません、しかし後手陣が端から離れています。

ここで振り飛車の裏ワザ、自陣からの端攻めを敢行します。

これは来ると思ってましたし、35歩をついたときからこの対応をずっと考えていました。

なぜなら、ここだけが先手が攻めれる唯一のポイント天王山であるからです。

受けのポイント「天王山を死ぬ気で守る」これが一つのテーマになります。

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何とも受け一方の変な飛車ですが、ここを破られるといけません。

それに、最終的に53馬とすれば、逆襲が見込めますし、全く将来性がないわけではない。

左方面に飛車が打てないのなら、急所に投入してここを防ぐと思うとこの手は浮かぶと思います。

45飛が怖いですが、▲15香に△44飛とぶつけ、同飛に(逃げれば△14歩)、同歩と取った手が角に詰めろ

になります。

さらにこれが43への脱出穴になり、来るべき王手に備える。

ここまで読みをいれて、飛車を打ちました(観戦した人は、気がくるったかと思ったそうです。)

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相手が角を逃がす間、1筋の歩がなれません、この瞬間を利用して△16歩から△17歩成りと桂を釣り上げ

しつこく、飛車を打ちます。

必然の▲18歩を打たせ、歩を利かなくしておいて、と金を処理します。

これで、完全に端の制空権は、後手に移りました。

逆に下村さんは攻めたはずなのに逆用された格好になっています。

いかに天王山を見極めることが大事かが分かると思います。

受けのポイント2

「2つ目の城を準備する」

これは少し高度かもしれないですが、薄い居飛車を指すなら、必修だと思います。

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桂損が確定した先手は、強引に敵陣への切り込みを図ります。

しかし、香を犠牲にしているので非常手段だと取っていいでしょう。

ここで、飛車を打たれたときに準備しておいた仕込みが生きます。

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期待の馬でしたが33に桂を逃がして、▲22飛に△43玉と第二の城に入ります。

ここで覚えてほしいのは、43に歩があると、逆にこの手が非常に厳く、とても、勝てない。

何かの時の保険として、4筋を開けておくのが終盤の手筋である。

舟囲い系は手を入れても硬くならないので、玉の手筋を覚えておく必要がある。

これをイメージしておくと、今の一連の手順が理解できると思う。

このあと、下村さんの攻めが切れてしまい、いやになって投げられた。

大事なのは、重要な争点を判断する大局観・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

一度、天王山を見極めたら中途半端にせず、死守しましょう。



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なるほど。
参考になります。
釜田
2011/03/03 19:12

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