熊本県八代市将棋事情

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zoom RSS 棋王戦に向けて、考えていたこと。(初手74歩、36歩)

<<   作成日時 : 2010/10/19 08:07   >>

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今年は、8年ぶりに全国に縁のない年になりそうだ。
今回のアマ王将も行ける可能性が十分にあったと思っておりそれをつまらない終わり方をし、
とても残念である。

まあそれはさておき、以前と違い棋王戦がメインになる可能性が大であるので、普段害になる
と思ってしなかった対個人の対策を練ることにした。

白井君は十分に棋風を把握しているが、後悔のないようにがっぷり四つで行く、津留崎さんには、変な意地を
張らず、乱戦で張り合わないこと、高橋君については、いまだによく把握できてないので棋譜を調べてみた。

実は、2日入院していたので病院を抜けて、図書館で今の棋譜を研究することはできた。

その前に前置きを・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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これは、初手74歩です。

テーマとしてあげるのはこれですがこれをやった沖崎君は先手番だったので、私の考えを述べるために
手番を逆にしてます。

沖崎君は8月の道場開き大会の際に私に頻繁にこれを試していました。
自分は振り飛車での対抗策を知ってましたが、居飛車での対抗策を知りませんでした。
気持ちが読めていたので居飛車で指すことにしたのですが、ボロボロでした。

でも公式試合ではこうしようと思ってました。

画像


飛車を三間に振り、△72飛に▲55角とでます。
当然の△82銀に・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

画像


なんと▲75歩とつきます。
なんじゃこりゃの同歩に、▲75飛とでて、2枚替えあるいは、3枚替えをねらう。

もし、△75飛ととれば▲82角なりとなり、一例として△34歩には、▲66銀とがちっと受けます。
これは、石田流の成功例と変わらない形で先手有利だと思います。

よって、飛車が向きあいますがこの戦いは、仕掛けた側として不本意でしょう。

ただ、居飛車での対策は分からなかったし、頻度も少ないので研究をする必要もないと打ち切っていた。

ここからが本題です。

画像


昨年の沖崎憲治VS高橋淳戦です。

この棋譜を見て驚きました。
沖崎君は、高橋君に勝つためにこの戦法を選択して、数か月研鑽を重ねていたはずです。
多分途中かなり思惑が外れ動揺していたと思います。
でも自分が驚いたのは、そこではなく、こんな出現頻度の低い戦法についてそれなりにつついているんだなと
感心しました。

まず、青がこみの形、この形は不格好ですが浮き飛車の弱点をとがめています。
浮き飛車は、金銀を使った盛り上がりに弱いです。
金の力で桂飛車のさばきを封じ、逆に△36歩からの桂とりが助かりません利にかなった構想です。

でも王の囲いが完了していないときに、これをやるというのは少し勇気がいりますし、思い付いても手がいかないと思います。

何らしかの研究をしているとさらに強く思ったのが赤ガコミの85歩です。
この歩は、普通交換します。
やろうと思えばできるはずでとがめたいと思えばそう持っていくのが普通ではないかと思います。
でもこれがあるために、飛車が8筋にいけず不自由な状態です。
歩を交換するのに△86歩▲同歩△同飛▲87歩△82飛の手数をはぶき、3筋の厚み作りに費やしています。
歩が一か所しか切れていないので手が作れない典型的な事例です。
この歩を交換していないから、青が込みの構想が生きるのです。

あと、この手に何分使ったとかが分かれば、もっと詳しい分析ができますがそれが分からないのであくまでも
自分の仮定しかありません。
彼は、日頃疑問に思う場面があれば、その都度課題を自分なりに解決しないと気が済まないタイプではないかと思いました。
幾多の試合を終えるたびに局面で疑問に思うことを長時間つついていたと思います。

この戦法というわけではなく、日頃のそういった課題解決の積み重ねをし、その都度解決していく・・・・・・・・
それが彼の将棋のベースになっているのでしょう。
この将棋は、そういうことを自分に気づかせてくれました。

日々の時間をどう使うかが非常に大事ではないかと改めて学びました。

私もいまさらながら見習おうかと思います。

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