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zoom RSS 青野九段指導対局(9・19)

<<   作成日時 : 2011/09/25 10:12   >>

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団体戦の後、師範と約束していた指導対局を実施する。
その前に少し、観光をして球磨村の一勝地にて戦勝祈願をする。

色々興味深いお話を聞けたがあまりにも多く、ここでは書ききれないので徐々に披露していこう。

指導対局を開始
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普通に指されると面白みに欠けるので勝ち星賞を準備、まあせいぜい、3本が限界だなと思った。
しかし、雲行きがあやしい、いきなり3本はいきそうな局面が出る。
結果は5本・・・・(赤字だ)しかし、5本のうち私が見て本当に勝ったと言えるのは、角落ちの小坂君の将棋
だけだった。

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彼が小坂君で僕のみた感じ、少しでも将棋を指せる環境であれば、上位陣の一角に食い込むセンスと実力を
持っている。
勝ち方も攻めの効果を高めるために違うところを味付けし、振り回してからいいタイミングで逆モーションで攻める
など、プロを相手に高度なテクニックを使っていた。
強い勝ち方で青野師範の局面を支配しに行く指し方のお株を奪う指しまわしだった。

他の勝った方もいい指し方だったのだが局面は途中まで微妙だった。
それというのも古橋さんと岩永君があまりにもうまく指しすぎていたためそっちに気がいって、他の方への読みが
薄くなってうっかりが生じ、周りが恩恵を受ける感じになったからである。

実際、古橋、岩永、小坂の3人の終局は始まってから3時間後だった。
何故かというと、プロは一方的に負ける展開を嫌う、この3人の局面は普通に指すと確実に電車道になる展開で
あり、本気を出されたのだと思う。

プロに本気を出されると普通の県代表クラス程度では、飛車落ちでも勝てない、昔肥後名人と大山名人で記念対
局があったが勝てたのは田村さんだけで後は、全員飛車落ちで負けていた。

後は講座で古橋さんの将棋を使います。
テーマは、手を広げる、含みを持たせる指し方です。

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この局面は、定跡通りの進行ですでに古橋さん有利、古橋さんは▲33歩なり、△同金を決めてから、▲46銀
としました。
悪くはありません、これでも十分なのですが味が消えてで少し単純な気がします。
私であれば、ここで歩なりを決めずに単に▲46銀と下がります。
何故かというと、▲34歩は上手は取れませんし取ると悪くなります。
こういうものは、権利として残しておくと手段が多くなり、受ける相手をより苦しめることになります。
33歩なりを決めないことで上手は、3筋と5筋を気にしないといけません。
更に相手に歩を与えないため紛らわしの技をかけようにもかけれません。

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ここで先ほど述べた手の違いが現れます。
定跡では▲67銀とたち5筋を手厚くしますが3筋の歩が切れているのでどこかで△35歩を打たれて▲同飛
△46銀という手がちらつき、5筋が薄く心理的に上がれなくなっています。
もどって、歩を取り込んでなければ△35歩とはうてませんので上手は、まともに下手の攻めを受ける形になり
逆に下手は、攻めのみに専念できる局面をつくれます。

この後、▲55歩△35歩▲同飛△55銀▲同銀△同金▲36飛
△35歩▲同飛△46銀となりました。

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ポンポン歩をたたきながら下手の攻めを緩和します。
局面は依然下手有利なのですが心理的には上手ペースになっています。
ここでも戻って、単に銀を引いておけばこのような展開にはなりませんでしたし、飛車を残しても十分勝てたと思い
ます。
皆さんもなるべく、相手が取れない駒はぎりぎりまで残しながら攻めに厚みを加えることを覚えると威力がますの
でつねづね心がけるとよいと思います。

最後に
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この手はいい手でした。
何時も謙遜されていますが、途中までとても洗練されていて真面目に研究されている様子がうかがえます。
その努力は、きっと報われると思いますのでがんばってください。

※局面が間違ってたらごめんなさい・・・(何せウル覚えです)






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