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zoom RSS プロフェッショナルとは何か?(永瀬四段の将棋をみて)

<<   作成日時 : 2011/08/12 07:03   >>

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 一応将棋の議題であるけど、共通の課題とも思える事柄である。

永瀬四段は、インターネット世代棋士の代表格で有望な新人としても期待されている。

昔、彼とは近将で月間10傑を争っていたのが懐かしい。

しかし、少し憂うべき?(私が思っているだけですが)現象がこの世代で見られる。

千日手を淡々と行うのである。場合によっては、意図的に

たまたまじゃないと思われるかもしれないが昔は、不利なほうが手順を尽くして已む得ず千日手というケース

が定番で有利な方は、できる限り打開を図ったものだ。

今は違う、有利なほうが打開しないので千日手が多くなるのである。

ではなんでそんなことをするのか私が解釈できる範囲で踏み込んで解説したい。

@ 相手の持ち時間を少なくして、中盤の段階で秒読みに持ち込む(戦術的視点)

千日手になると1局目の持ち時間がそのままで対局が始まる。

つまり、短時間での対局になります。

そうなると、普段長時間の対局の多い棋士は、どうしても読みが薄くなりがちです。

逆に永瀬に代表されるインターネット世代は、普段から秒読みばかり指して慣れているので、短くても的確に

指せます。

永瀬四段が2年目に普通の三間ではなく、千日手にもっていきやすいゴキゲンを多用しだしたのも無関係では

ないと思います

事実、一年目はぱっとしませんでした。

時間の短い将棋を指しすぎているため下手に時間があると読みが狂うのだと思います。

プロの中にインターネットをするなという人がいますがそれはこのような事情があるのです。

A リスク回避

これは早咲戦が分かりやすいでしょう。

画像


まずこの陣形

ここで、後手の陣形を攻めるためにはどうすればよいでしょうか?

横から攻めるためには、飛車がさばけないといけませんが容易に入り込める状況ではありません。

よって、端攻めしかありませんが自分の囲いの駒を使用して攻めなければいけないので、反動がきついです。

失敗すれば逆に詰められてしまう恐れが含まれています。

指しなおし局

画像


永瀬の陣形は一見消極的ですがある思想に基づいてます。

戦いの内容を横からの攻めにしているのです。

▲五五角をなるべく長い時間に滞在させ、相手の攻めを遠くして、陣形を崩さずに横から攻める方針です。

自陣を崩さないために最初の場面よりは、局面をリードすれば安全に勝てます。

10代でここまで考えているのです。(普通の一般的な若者と同じ目で見ないように)

しかし、肝心なことを彼らは忘れています。

観客である我々がプロ棋士の何を見たがっているのか?なににスポンサーはお金を払っているのか?

考え抜かれたプロの技や芸にお金を払っているのです。

一般的に難しい局面といわれているその先がみたいのです。

目先の勝利を得るために短時間にして将棋の内容を落としたり、危ないところを踏み込まずにさらっと避けるなど

もってのほかで何のために棋士が存在するのかを忘れているような気がします。

仕事でも同じで,地域に我々が何を求められているのか?

自分自身の問いかけにしてこの議題を締めたい。


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