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zoom RSS ザ・A級・・・・・丸山VS三浦戦 (受けの妙技を学ぼう)

<<   作成日時 : 2011/01/13 20:53   >>

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道場に来る小学生は、攻め寄せは一級品ですが受けが苦手のようです。

そこで少し局面の見方というのを紹介します。


(棋譜を見やすい将棋盤で表示するために,Fireworks さんが作成されたアニメーション付棋譜再現プレーヤー 「フラ盤」を使用させていただいています.)

ども・・・・今日は、昨日行われた、順位戦丸山VS三浦戦の棋譜を載せてみました。

三浦は、今季はまだ2勝もう優勝は難しい、丸山は3勝3敗、プレーオフに望みをつなぐうえでも負けられない

一戦である。

後手番の三浦は、矢倉流中飛車に構える。

三浦九段は、居飛車党だが後手を持った時は、振り飛車を指すこともある。

それに先手の丸山九段は角替りが得意なので、一方的に守勢になる一手損よりは此方が得と考えての戦形

チョイスだと想定する。

先手の丸山は穴熊、余談だが昔の丸山と比べ写真で見ると3回り大きくなっている。(熊のようです)

それもそのはず、ボディビルをやっていて、現在ベンチプレスは100kgを上げるそうです。

人間そんなに変身できるのかと思うかもしれないがボディービルは、日頃の積み重ねで肉体をかえることは可能

なのです。

ただ、かなり単純な訓練を黙々とやる根気と時間が必要。

それと食事・・・・自分も経験があるがこの制限は相当きつい・・・135kgから92kgまで体重を落しつつたん

ぱく質中心のプロテイン+食事は相当きつかった。(いかに日常の食品が脂質が高いかが分かります)

丸山九段もプロテインの飲みすぎで将棋がおかしくなったという話をあるプロから聞きました(笑)。

だいぶん脱線しました・・・(すみません)

だがここでは、受けのタイミングを紹介し、棋譜自体を楽しんでもらいたい。

画像


▲11飛なりと丸山九段、香車を補充次に53香が見えていますがどう指しますか?

ここで考えないといけないのは、自分の攻めと相手の攻めのどちらが早いかをまず見極めることです。

@ 駒の損得

A 玉の硬さ

B 攻めのスピード


まず、@は互角・・桂と香の交換です。(プロの将棋は見事なまでにここはバランスが取れている。)

A 玉の硬さは後手が4枚で守っているので一見後手に軍配が上がりそうですが、玉の位置が先手が

遠いため総合的に判断して五分。(玉の位置は大事です)

問題はBです。

この場合、先手の角が囲いをにらんでいます。

かつ、後手の主力の馬は田舎を向いていますので、手番は先手が握っています。

つまり、ここでは後手が受けに回らないといけない局面だといえます。

しかしどう受けるのか、53香厳しい攻めです。

なんと三浦九段は△43飛と飛車を投入しました。

分かっていてもなかなかこの飛車は打てません(感情のないコンピューターなら打つけど・・・・)

それだけ、53香は後手にとって厳しい攻めだといえます。

この飛車を打てるようになるために気をつけないといけないのは、相手の攻めがどれだけ厳しいのか?

どの駒が一番効いているのか、危険度はどれくらいなのかを正しく判断する必要があります。

ここでは、先手の44角がかなり効いてます。

この角をわき道にそらして、自軍への危険度を減らす必要があります。

そう考えると43の飛車は打てます。

そして、

画像


まだ、35角と引かれ依然として自陣をにらんでいます。

44香も強烈です、この角を全力でどかすべく36馬と引きます。

格言「攻めゴマを攻めよ」覚えておいてください。

画像


ついに主力が遠ざかり、自陣への危機は遠ざかりました。

しかし、飛車がさばけていませんので、この飛車をさばきつつ相手の馬を遮断すべく46歩と突きます。

ここで言いたいのは、攻勢に出るタイミングです。

こうやって、相手の攻めのスピードを図りながら、攻めるか受けるかを判断してください。

ここは、攻撃する場面です。

画像


34歩があまり良くなかったようで、△45桂、▲22馬、△41飛車、▲12竜となりました。

ここでは、少し後手が良くなってます、ただ攻めゴマの戦力が不足してます。

△35馬が敵陣をにらみつつ44香を受けた好手。

ここでは44香が早いのでそれだけは防がないといけません。

まちがっても歩なりを急いだらいけません、こうやって戦力を増強しながら攻めが継続できるようにためる

手法を感じてください。

新格言「拠点を作れ」です。

画像


こんどは、丸山九段が36歩と打ち、絶好の位置に居る後手の馬に働きかけます。

この馬をどかし、自陣への危険度をやらわげようとしてます。

やはりよくきいている駒に働きかけるのがよい手になりやすいようです。

そらして59香とし、成桂を外すのが狙いです。

画像


局面がかなり進み、お互いに攻め合います。

後手のと金がかなり迫ってますが79ととしても王手ではありません。

先手は玉の遠さを利用して、35歩と馬を遮断し攻め合います。

詰むや詰まざるやでは、この玉の遠さが効いてくることが多々あります。

穴熊側を持った時は、恐れずラッシュをかけてください。

画像


丸山玉は「Z」つまり、絶対につまない形、そして必死をかけました。

しかし三浦九段の素晴らしいのは、飛車を49に打った時から恐らくここまで読み切ったと思われます。

ここでの後手の素晴らしい受けを考えてみてください。

(ヒント 次は▲93香、△83玉、73金で詰み、これを防ぐには??)

随所に見どころのある面白い将棋でした。





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所司 和晴

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