熊本県八代市将棋事情

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zoom RSS 相振りの嵌め手(その1)

<<   作成日時 : 2011/01/10 21:42   >>

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振り飛車党が最も嫌がる戦法は何か?

それは相振りである。

なぜなら、真面目に指すと千日手になるのが一つ。

もう一つは、少し間違うと取り返しのつかないことになる。

ここでは、定期的に嵌め手を紹介して、インターネットで引っかからないように熊本のみんなは

気をつけよう。

参考となる題材は、なんと小学生名人戦決勝です・・・・・・

このレベルでも出てくるので、いかに知識が大事かが分かると思います。

今をときめく俊英 中村太地 
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VS 谷川の一番弟子 都成 竜馬

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戦です。

私は、宮崎に居て都成君は少し面識があります。(顔はあの頃よりは精悍です・・)

この時リーグ戦を奨励会員と宮崎県強豪で争っており、切磋琢磨した中です。

成績は、確か1勝1敗ではなかったか?

他にもいましたが彼らの負けず嫌いは尋常ではありませんでした。

あのとき数名の奨励会員がいましたが生き残っているのはもはや、都成君のみ・・・榎木君はまだ、そのときは

あのなかにはいなかったので、そうかなと・・・・・・

大変厳しい世界ですね。

まだ、20で3段リーグなので4段になるチャンスは十分にある。

がんばってほしいですね。

さて将棋です。

駒組をまたずに36歩とつっかけます。

いまでは、角上がりを先にする手が発見されてこのような序盤は少なくなったが当時は、そこまで定跡が

整備されてませんでした。

この当時、藤井システムがアマ・プロ問わず猛威をふるっており、あの羽生でさえ一時期、相振りをやってました。

流行り始めということですね・・・

いまは、またゴキゲンにより、二次ブームが起こってます。(とくに下の順位戦に多い・・)

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一見、何気ない歩交換ですがこれは、相振りがやりにくくなってます。

強引にやろうと思えば、37歩とうって、駒組を進める手はありますがそれは、後手が得をしそうです。

ここでは相振りを捨てて48銀、あるいは38飛車として力将棋にもっていくのがいいでしょう。

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この桂馬こそが嵌め手なのです。

これを防ぐには、▲56銀または▲48銀がよいですが中村君は、▲88飛と回り、筋良く▲65歩を突きました。

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ついに65桂が火を吹きました。

どうやっても57桂なりと55角が受かりません37も受けが難しく、ここで早くも先手必敗です。

あくまでも名誉のために言っておきますが中村現4段は当時優勝の最有力候補でプロの評価も高かったようです。

都成君も強かったですがかなり厳しいとの下馬評でした。

しかし、下馬評を覆し、高崎君に続く2年連続の小学生名人誕生に宮崎は湧いた。

だがプロの目は正しかったのか、4段は中村君のほうがかなり速くなりました。

しかし、都成君もまだ20才、この対局のように下馬評を覆して宮崎を盛り上げてほしいですね。

ここからは、彼の長手数の詰め将棋だろうがなんだろうが解いてしまう(マジですごいです)華麗な収束を見まし

ょう。

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ここでは、勝勢ですが一気に決めに出ます。

まずは金取りに手厚く34角打ち、先手は玉で受けますが

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△88飛、▲78金、△89飛なり、▲43歩なり、△同銀、▲46桂、△78竜、▲同玉、△66桂、▲77玉、

△67角なり!!!!!とよどみなく攻めまくります。

相手に攻める間を全く与えません。

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中村君は34のつぎ桂が狙いなのですが、ロックオンしたときの都成君の強さは驚異的・・・小学生離れしてます。

飛車を取って、王手してからの67金が気持ちのいい決め手。

一気に投了に追い込ました。

結構この嵌め手は、高段者でも引っ掛かるので気をつけてね!!!


(棋譜を見やすい将棋盤で表示するために,Fireworks さんが作成されたアニメーション付棋譜再現プレーヤー 「フラ盤」を使用させていただいています.)



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